2021年06月05日 17:15更新
海岸に落ちている流木や貝殻を使ってオリジナルのランプを作る活動が、5日、上越総合技術高校で行われました。
この活動は、モノづくりの楽しさを感じてもらおうと、新潟県建築士会上越支部が企画しました。参加したのは上越総合技術高校の建築設計部7人です。
生徒たちは直江津船見海岸でゴミ拾いをしながら、流木や貝殻、ロープなど、作品の材料を集めました。そのあと学校に戻り、集めた材料を使ってオリジナルのランプを作りました。
作品の形やテーマは決まっていません。生徒たちは大きさや長さの違う自然の枝木に苦戦しながらも、建築士会のメンバーからアドバイスを受けて、枠組みを組み立てていきます。
飾りを付け、ライトを置けば完成です。
建築設計部部長の植木日菜さんは「普段の活動では加工されたものを組み立てている。今回は、自分で考えて形を作っていくのが楽しかった。将来は建築士になりたい。インターンシップがなかったから、建築士の人と関われるのは貴重な機会でよかった」と話していました。
建築士会の笹崎勝広さんは「完成形が決まっていない作品を、高校生の感性で作ってもらった。めったにない機会で楽しんでもらえたのでは。このような制作活動を通して、建築士を目指すきっかけになってくれれば嬉しい」と話していました。
完成した作品は、8月に市民を対象に開くランプ作り体験で、見本として展示するということです。
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