2021年04月30日 17:53更新
うみの町で夢をみよう!
上越市直江津地区を会場に、現代アートの大イベントが今年8月から2か月間にわたって開かれます。
イベントの名称は「なおえつ うみまちアート」です。かつて海運で栄えた直江津とその歴史をテーマに、国内外で活躍する現代アートの作家8組が参加します。直江津の住民も巻き込んで様々なワークショップを展開する予定です。
期間は8月1日から9月26日までのおよそ2か月間です。会場は、船見公園周辺、直江津屋台会館、ライオン像のある館、そして、安国寺通り商店街の4か所を核に直江津地区一帯が舞台となります。各会場の入場は無料です。
企画の運営には、直江津の町づくりに共同で取組む協定を結んだ3者の上越市、頸城自動車、無印良品直江津を運営する良品計画があたります。事業費は7000万円、その大半は上越市からの交付金です。30日はイベント実行委員会の初会合が開かれ、上越観光コンベンション協会会長で頸城自動車の代表取締役社長の山田知治さんが会長に選ばれました。
上越市企画政策部の池田浩部長は「コロナ禍の中でどのような形で地域づくりに取り組めるか。広域観光の側面は難しいが、地域の人が地元に自信を持ってもらい、直江津がおもしろい街だと感じる機会にするよう、取り組むことが必要」と開催の意図について話しています。
また良品計画ソーシャルグッド事業部スペースグッド担当部長の河村玲さんは「世代を問わずワークショップやイベントで、住民が現代アーティストとふれあいながら、未来志向のアートを想像していくことが必要。まずは地域の人に参画してほしい」と話していました。
今後、月に1回のペースで実行委員会が開かれ、ボランティアとしての住民参加の形や、バス・レンタルサイクルなどまちなか回遊の具体的内容を詰めていく予定です。
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