2021年04月05日 09:49更新
佐渡市赤泊地区の杉野浦集落で1日、春祭りの先陣を切る上浦まつりが行われました。
午前8時、白山神社の拝殿に集落の男性約20人が集まりお祓いが行われた後、境内で小獅子舞が奉納されました。
この祭りは、杉野浦の鎮守白山神社の例祭で、五穀豊穣、家内安全を願い、毎年4月1日に行われています。
今年は去年と同様、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、花笠を付けた児童による「ささらすり」は中止に。小獅子舞と大獅子も門付けを行わないなど縮小した形での開催となりました。
親がしっかりと子を見守るようにという教訓が込められている小獅子舞は、霧の中ではぐれた子を探し出し、喜んで踊るというものです。途中、太刀持ちが現れ、親が子を守る姿も表現されています。
小獅子舞が奉納されると、続いて大獅子が白山神社前の道路で獅子打ちを行い、今年一年の幸せを祈願しました。
杉野浦獅子保存会の金子晴夫会長
「去年と今年、縮小した形で行ってみて、地域の伝統行事の大事さに気が付くことができた。やっぱり普通に開催したいなと思います」
なお、島内の春まつりは、例年4月15日をピークににぎわいますが、一部縮小した形での開催を検討している地域が多いということです。
佐渡テレビジョン
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