2021年02月03日 17:30更新
お館様にはかないません!
節分に合わせて上越市下門前のマハヤナ幼稚園で3日、ユニークな豆まきが行われました。鬼を退治したのは、あのお方です。
豆まきは、感染症対策のため年少から年長まで組別に行われました。はじめに、先生が豆をまいて鬼を退治しようと呼びかけました。その直後、登場したのは赤鬼と黒鬼です。
鬼は先生をさらってしまいます。園児が困っていると目の前に現われたのは…。
上杉謙信公です。演じたのは園長の石田明義さんです。石田さんは謙信公の義の心を知ってもらおうと、10年前から豆まきにこの演出を取り入れています。石田さん演じる謙信公は義の心をわかりやすく呼びかけます。
「うそをつかない、弱いものをいじめない……」
この後、謙信公が先生を救いだし、園児が豆を投げて鬼を退治しました。
豆は新聞紙をまるめたものです。
このほか、幼稚園に併設されているミルフィーユ保育園でも謙信公が鬼を退治しました。
石田園長は「人と人との結びつきとか、ケンカをしても仲直りをして、許す心を育んで芽生えてほしい」と話していました。
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