2020年12月31日 16:00更新

例年、大晦日から元旦にかけて参拝客でにぎわう上越市の春日山神社は、コロナ感染予防対策のため、密を避け、分散参拝するよう呼び掛けている。また周辺道路では交通渋滞を防ぐため、一方通行や通行止めの交通規制を行う。

春日山神社では、大晦日の夜から年明け3日まで特に参拝の制限はしないが、様々なコロナ感染対策をとっている。

手水は柄杓（ひしゃく）を撤去、流水で手を浄める。本殿前の鈴緒（すずお）も撤去された。

参拝は、2列に分かれて並び、会話をしないように看板で呼びかけている。

御札や御守りを頂く授与所では、購入者に間をとってもらい、巫女はマスクと手袋を着用し代金は折敷（おしき）の上で受け渡す。

28日は飛沫感染を防ぐために、参拝者との間を区切るビニールシートが設置された。

また混雑を避けて、一足早く参拝に訪れる人の姿もみられた。この他、例年、三が日におこなわれる御神酒の振る舞いや露店の出店はない。境内での飲食も禁止される。そのうえで、神社の風間常樹彦宮司は参拝はできる限り分散してほしいと話している。

＜交通規制＞
■二年参り
12月31日（木）23:00～1月1日（金）14:00
春日山旅館　から　谷愛宕集落　⇒　一方通行
相撲場付近　から　謙信公銅像　⇒　車両通行止め

■初詣
1月1日（金）8:00～17:00
春日山旅館　から　谷愛宕集落　⇒　一方通行
相撲場付近　から　謙信公銅像　⇒　車両通行止め

■三が日
1月2日（土）･3日（日）8:00～17:00
相撲場付近　から　謙信公銅像　⇒　車両通行止め
※神社周辺の駐車場と道路は警備員の誘導に従う

期間中、春日山神社の階段は「下り」が禁止に。下る際は、銅像前方面の道路をご利用ください。
※天候により「上り」の通行も禁止となる場合があります