2020年11月19日 09:00更新
JAえちご上越の「くびき肉牛枝肉研究品評会」で上越市の萬羽畜産が最高賞の市長賞を受賞し、17日に上越市の野口副市長に報告した。
JAえちご上越は、コロナ禍で牛肉の消費量が低迷していることから生産者の士気を高めようと、今回初めて「くびき肉牛枝肉研究品評会」を開いた。審査では肉のサシ具合や脂の色、品質などを総合的に判断する。
結果、最高賞の市長賞に萬羽畜産の萬羽博文さん、副市長賞に渡辺農場、農林水産部長賞に荻谷畜産の荻谷耕治さんがそれぞれ選ばれた。
17日は受賞した3人が野口副市長に結果を報告した。野口副市長は「肉を見て、程よくサシが入って赤身がきれいで、立派な牛を生産したと思った。多くの市民に知って頂いて食べてもらいたい」と話した。
市長賞を受賞した萬羽さんは「新型コロナの影響で枝肉相場も暴落してしまった。このまま生産を続けられるかと思うくらいだった。(今回の受賞で)生産の励みになったので、くびき牛の頭数が増えるように頑張っていきたい」と話していた。
今回受賞したくびき牛は、上越食堂園やレストランヨーデル金谷など市内6つの飲食店で提供される他、あるるんの杜やバッカス館上越など7か所で販売される。
■取扱飲食店
・COLT agingbeef&grill(コルト)
・La Famille Sucre(ラ・ファミーユ スユクル)
・レストラン ヨーデル金谷
・プロヴァンスの12ヵ月
・ごっつお屋 とくっと 大潟店
・上越食道園
■取扱食肉販売店
・あるるんの杜
・つかだ肉店
・米久肉店
・保坂肉店
・バッカス館 上越店
・バッカス館 糸魚川店
・関東日本フード(株)上越営業部
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