2020年11月04日 15:40更新
上越市の中学生を対象にした防火ポスターコンクールで、最優秀賞に直江津中学校3年の山田結芽さんの作品が選ばれた。
このコンクールは、上越市内の町内会で組織する上越市防災委員会が毎年この時期に開いている。今年は5校から49点の応募があり、6点が入賞。最優秀賞には、直江津中学校3年山田結芽さんの作品が選ばれた。
山田さんは、ストーブの上に干した洗濯物に炎が燃え移る瞬間を描いた。黒い背景に赤い炎という、コントラストのあるデザインが高く評価された。
山田さんは「祖母に火災の怖さを教え、火事にならないよう気を付けてほしい思いで描いた。洋服に表情をつけたり、火に表情をつけたりしてわかりやすくした。点数は100点です。」と受賞を喜んでいた。
美術部に所属する山田さんは、1年生の時には詐欺防止ポスターコンクールで最優秀賞に、2年生の時は今回と同じコンクールで佳作に輝いている。この作品は、美術部最後の思いを込め、これまで以上に力を入れたという。
山田さんの作品は、ポスターとして1,200枚印刷され、今月下旬に市内の町内会や公共施設、小中学校に貼りだされることになっている。
山田さんは「私のポスターを見て火事の怖さを知ってもらい、火事にならないよう気を付けてほしい」防火をPRしていた。
なお、応募のあった49作品は7日(土)と8日(日)に直江津ショッピングセンター、エルマールに展示される。
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