2020年11月04日 16:45更新
今年7月、JR上越妙高駅東口にオープンしたアイエムタクシーの待合所「アイエムタクシーラウンジ」が、2020年のウッドデザイン賞を受賞した。
ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価する顕彰制度。NPO法人 活木活木森ネットワークや国土緑化推進機構などが2015年に創設。第6回には432点の応募があり、この中からアイエムタクシーラウンジを含む191点が選ばれた。
アイエムタクシーラウンジは、新潟県産の木材を使った施設づくりを支援する県の「ふるさと新潟木づかい事業」を活用し、東京の株式会社イチバンセンが設計デザインを手掛け、今年7月22 日にオープンした。
前面の大きな窓の木枠やバトミントンの羽根のような形の柱の内部、本棚などに県内産のスギを使用している。株式会社イチバンセンの姫野さんは「寒い中でも、地元の木を使って訪れる人に温もりを感じてもらえる様に心掛けた。また、大きな窓枠の強度を増し、積雪の重みに耐えられる構造を県内産のスギの木で作る新たな挑戦をした。こうした点がウッドデザイン賞の評価に繋がったのではないか」と話している。
ウッドデザイン賞を受賞した191点の中から、このあと最終審査が行われ、最優秀賞や特別賞などが12月11日(金)に発表される。
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