2020年09月23日 17:43更新
上越市の学校施設や市庁舎をきょう23日の昼過ぎに爆破するなどといった脅迫メールが、今月20日に市に届いた。市は警察などと連携し、対象施設周辺でパトロールなどを行ったが、午後4時半現在、異常は無いということ。
市によると、脅迫メールは20日に市役所の広報対話課に届いた。内容は23日昼12時半から上越教育大学、市内の高校、小中学校を爆破し、浄水場と給食センターに毒物を混入。また午後1時半ごろには市庁舎を爆破するというもの。連休中だったため市の職員がメールに気づいたのは22日の夜7時ごろだった。
その後、市は警察と対応を協議し、市立の小中学校では職員を中心に、校内パトロールにあたるとともに保護者に情報を提供。さらに、上越市の小中学校では爆破予告前後の昼12時20分から40分までの間、生徒児童をグラウンドへ避難させる措置をとった。
また、市役所では昼の12時半から2時まで職員や警備員、警察などがパトロールするなど警戒にあたった。
市によると夕方4時半現在、異常はみられないということ。
市では今後もこうしたメールがないか、注意を払ったうえ、今回のメールの差出人については警察に調査を依頼するということ。
なお、上越教育大学、附属の小中学校・幼稚園は23日休校・休園の措置をとっている。
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