2020年08月24日 12:35更新
上越市南本町を流れる青田川でLEDライトを使った灯ろう流しが21日に行われ、町内の住民などが夏の宵を楽しんだ。
灯ろう流しは、南三世代交流プラザの裏を流れる青田川でLED150個を流した。これは、コロナ禍で南本町の名物、雁木通りまつりが中止となるなか、住民に元気を出してもらおうと企画された。
灯ろう流しのほか川沿いには、地元の南本町小学校の児童と保護者などが手作りしたペットボトルの行灯500個が並べられた。
参加した児童は「すごくきれい。早くコロナがおさまり、いつもの生活に戻りますようと書いた」と話した。
南三世代交流プラザ運営協議会の大塚誠 会長は「みなさん少しずつやった成果が500個になった。南三プラザを中心にみんながまとまり、小学生がいて私たちがいる、その連携がうまくまわっている」と話した。
流したLEDは100m下流で回収された。
この他、南本町3丁目では「雁木の灯り」と題して、高橋孫左衛門商店やバウハウスなど3か所で、格子越しの灯りや影絵の演出が行われた。見物客は雁木を歩きながら、夏の宵を楽しんでいた。
作った高校生は「ダルマの四季で良い1年になるよう思いをこめた。自分が想像したよりきれいに映って満足している」と話した。
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