2020年07月30日 18:41更新
雪室・雪下野菜のブランド化を目指しているJAえちご上越は、今年12月、浦川原区の雪室でその効果を確かめる貯蔵実験を行なうことになり、現在、参加者を募集している。
雪室の貯蔵実験は、JAえちご上越の雪下・雪室研究会が取り組んでいる。JAでは雪下・雪室野菜のブランド化を進めていて、研究会では、雪室の活用ノウハウの確立を目指してる。
29日は、研究会の総会が開かれ、今年12月から浦川原区の育苗センターを改修した雪室で、秋野菜の貯蔵実験を行う計画が発表された。実験では、雪下や雪室に保存した野菜について、甘味の増し具合、適した野菜の種類や保存期間などを調べる。
写真提供:JAえちご上越
研究会の相澤誠一会長は「貯蔵することで品質が良くなるというスタイルを作らないと、農家が雪下・雪室野菜づくりに向かえない。甘味が増すと分かれば、消費者にもアピールできる」と今年度の実験に意気込んでいる。
現在、雪室には安塚区から16トンの雪が運び込まれ、利用者を募集している。野菜を入れるコンテナ1個あたりの利用料金はキャベツ、白菜が200円、その他が300円。扱うコンテナは最大1,500個。詳しくは、わかば営農センター(025-599-2028)まで。
写真提供:JAえちご上越
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