2020年07月11日 18:35更新
道の駅あらいに直売所などが入る複合施設「四季彩館みょうこう」が11日プレオープンした。今後、23日のグランドオープンに向けて徐々に取り扱う商品を増やすなど体制を整えることになっている。
「四季彩館みょうこう」は、従来の道の駅あらいの国道18号線をはさんだ東側に拡張された敷地の一画にある。建物は木造平屋建てで、延べ床面積は約1000平方メートル、駐車場は241台分ある。
建物の左側は直売所で、地元の農家など約70人がつくった農産物や加工品を販売する。プレオープン初日は午前中から家族連れなどが訪れ、野菜などを買い求めていた。
買い物客からは「家の近くにできたので良い。地元の農家が作った野菜や果物を買いたい。」「長野から道の駅に週1回来てナスやモロコシを買っている。長野にないものがある。」と新しい店に期待をよせていた。
一方、品物を収める生産者からは「妙高市産のものを買ってほしい。上越一帯の盛り上がりになれば。長野県民には海の帰りに利用してほしい。」とこちらも期待の声が高まっていた。
店によるとプレオープン中は商品はやや少なめだが売り場の体制を整えながら徐々に増やしていく予定という。
四季彩館みょうこうの大園博史社長は「日本一の道の駅にしたい。商品構成は時間をかけて喜ばれるものをそろえていきたい。」と話していた。
同じ建物には魚介類を扱うレストランもあり、この日プレオープンしている。
「四季彩館みょうこう」のグランドオープンは23日で、翌24日の24日間笹団子やちまきの実演販売や福引抽選会などオープニングイベントを開催する予定。
なお、拡張された部分は、防災拠点としての役割もあり、災害時の避難場所や炊き出しの場所、自衛隊の拠点として活用されるという。
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