2020年06月14日 19:03更新
ことし春の改築工事で社殿が200年ぶりに新しくなった上越市の春日神社で14日、結婚式が開かれた。
春日神社で結婚式を開いたのは、上越市大豆に住む郵便局員の池本誠也さん(37)と、北本町に住むソーシャルワーカーの髙原優美さん(32)。2人は春日神社の石段90段を1段ずつ上り、式の会場となる社殿へ向かった。
式には当初40人ほどを招く予定だったが、新型コロナウイルス対策で密集を避けるため、両親やきょうだい約20人に絞った。式では指輪の交換が行われ、参列者が見守った。
新郎の池本さんは春日神社の氏子でもあり、結婚式をするならこの春、200年ぶりに改築された春日神社と決めていた。
池本さんは「新鮮な気持ちでうれしく思った」。新婦の髙原さんは「コロナの影響でどうなるかと思ったが、無事に式ができてよかった。2人仲良く明るい家庭でいたい」と喜んだ。
宮司の風間常樹彦さんによると毎年、春日神社で結婚式を挙げるのは2組ほどで、池本さんと髙原さんは改築後、2組目だった。風間さんは「仲良く過ごしてほしい。大事な氏子でもあるので、神社を守ってもらえるとありがたい」と幸せを願った。
披露宴はこの日の予定だったが、ウイルス対策のため1年後に延期された。
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