2020年06月08日 18:06更新
上越市立水族博物館「うみがたり」では、今年3月から2期生となるマゼランペンギンのヒナが続々と誕生している。
うみがたりのマゼランペンギンミュージアムでは、3月頃から2回目となる子育てのシーズンを迎えた。産まれた卵は83個。4月21日に初めてふ化を確認し、最も遅くふ化した卵が5月25日。現在15羽のヒナが育っていて、生まれて間もないヒナから、巣から出始めたヒナまで様々な成長段階のヒナを見ることができる。
ヒナの親は、オスとメスが交替しながら巣穴で世話をする。エサは親ペンギンが吐き戻して与える。
今回生まれたヒナをふくめるとマゼランペンギンの飼育数は133羽となり、国内で最も多い。
9日、来館者は「ヒナが小さくてかわいかった。」「去年も見に来たがこの時期はかわいい、もっといっぱい外に出てきてほしい。」とヒナを観察していた。
昨年10月に、国内で初めてとなるマゼランペンギンの「生息域外重要繁殖地」に指定されたうみがたり。ペンギン飼育担当の北澤安莉さんは「今年は双子のヒナもいる。エサをねだったり寝ている姿など様々な姿がみられる。ヒナの成長を見届けるこの時期に、ぜひ足を運んでほしい。」と話していた。
上越市立水族博物館うみがたり
■場所:上越市五智2-15-15
■開館時間:10:00~17:00
■問合せ:025-543-2449
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