2020年05月28日 06:00更新
来年もきれいに咲いてほしい!
高田城址公園でサクラの木に肥料を与えるお礼肥えが行われている。
お礼肥えは毎年、高田城址公園の桜が散ったあと、栄養補給として行なわれている。お礼肥えは26日に始まり公園の管理者やシルバー人材センターの会員などが作業にあたっている。
高田城址公園の桜の保全活動にあたる桜守の一人、小山秀さんは「花が咲いたあとは蓄えている養分をほとんど使い果たしているうえ、今は葉っぱが出てきているのでなおさら養分がなくなっている。しっかりと育つよう作業を進めている」と話した。
園内に植えられた桜は約2,200本。1本1本、根の先端がある地面に深さ約20cmの穴をあけ、約100gの肥料を入れていく。これを木の大きさに合わせ、6~9か所行う。
小山さんは「今年はコロナの影響で観桜会(イベント)が中止になって残念だった。ここでしっかりお礼肥えをして、皆さんに楽しんで頂けるような花が咲くように、確実に作業をしていきたい」と話している。
お礼肥えは来週いっぱい行われる。
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