2020年05月19日 20:49更新
上越市牧区の高尾地区で古民家を利用して誰でも使える茶飲み場づくりが進められている。改築資金が足らないため、現在クラウドファンディングで協力を呼び掛けている。締切りは今月26日。
茶飲み場の名前は「山のホムサ」。この日、古民家の改装作業を行っていたのは、30年前に高尾に移住した鈴木明美さん・一恵さん母子。2人は里山の魅力を広く発信しようと、これまで集落の6軒を開放したお茶のみイベントを毎月開いてきた。
イベントは300円ほどを払って参加するものだが、本格的な食事を提供するわけではなく保健所の許可をとっている。茶飲みの輪は少しずつ広がり、県内外からのファンでにぎわうようになった。
母の明美さんは「多くの人に来てもらったが、行列ができるなどの問題があった。イベントに変化を作りたいと思い、新しい会場づくりに踏み切った」と話す。古民家の改築は今年中の完成を目指し、現在その資金をクラウドファンディングで募集している。
目標は100万円、これまでに40人以上からおよそ80万円が提供された。娘の一恵さんは「多くの人に協力してもらい有難い。このことを通してもっと深く集落に関わってほしい」と話した。
クラウドファンディングのサイトは「READY FOR」。1口3,000円からで、金額によって地元でとれた米や手作りジャムなどの返礼品を受け取ることができる。締切りは今月26日の午後11時。
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