2016年11月03日 20:20更新
第69回春の高校バレーボール新潟県予選の決勝戦が11月3日に新潟市で行われ、上越総合技術が東京学館新潟を下し、2年連続7回目の全国大会出場を決めた。
連覇がかかる上越総合技術。対戦相手は去年と同じライバルの東京学館新潟。第1セット。全日本の若手強化メンバーに選ばれ、アジア選手権も経験したキャプテン新井が、序盤からその実力を発揮。最高到達点350cmと全国トップクラスの高さを誇るエース新井。叩き落とすようなスパイクを次々と決め、リズムにのる上越総合技術。3年滝澤のスパイクや、2年猪俣のサービスエースも決まり、第1セットを25対18で先取。
続く第2セット。エース新井や滝澤のスパイクにブロックと、波に乗る上越総合技術が順調に得点を重ねた。東京学館新潟も中盤から追い上げるも、最後は新井がブロックが決め25対16。上越総合技術が2セット連取。
第3セットは一進一退の攻防が続き、両者一歩も譲らないまま試合は終盤へ。上越総合技術は新井が遠征や国体出場でチームを離れている間、他のメンバーの底上げを計り、チーム力を高めてきた。東京学館新潟が粘りをみせるもののチーム力で勝り、 最後はエース新井がスパイクを決め25対23。セットカウント3対0で東京学館新潟を下し、2年連続7回目の春高バレー出場を決めた。キャプテンの新井は「春高でもしっかり自分たちのバレーをして上位に進出できるよう頑張りたい。最後の春高を思いっきり楽しみたい」と抱負を語った。
春の全国高校バレーは、来年1月4日から東京体育館で行わる。去年は2回戦で惜しくも破れたが、エース新井を軸に底上げされたチーム力で、上位を目指す。
※2016年11月4日 JCVニュースLiNKで18:30~放送