2017年04月18日 17:30更新
生死にかかわるアレルギー反応を和らげる緊急用の注射器を誤って健康な人に
打ってしまう事故が17日、上越市立高田西小学校で起きた。幸い注射された教員に異常はみられなかった。教育委員会では再発防止の対策を徹底することにしている。
上越市教育委員会によると、事故は教職員を対象に「エピペン」と呼ばれるアレルギーによるショックを防ぐ緊急用注射器の取扱い研修中に起きた。
本来練習用の注射器を使うところ、本物と取り違え患者役の教員に注射してしまった。すぐに119番通報したが、教員に異常はなく病院への搬送も行われなかった。
上越市では万一に備えエピペンを持つ児童や生徒がいるすべての小中学校で毎年春に教職員がすぐに使えるようエピペンの取り扱い研修を開いている。
今回の事故を受け教育委員会では、エピペンの管理体制と再発防止について指導を行うとしている。
※2017年4月18日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~