2020年01月29日 17:16更新
上越市の障がい者就労支援施設「かなやの里ワークス」で味噌の仕込みが始まった。 かなやの里ワークスの、味噌づくりは16年まえに始まり、今ではオリジナルのブランド「南葉山麓かなや味噌」として人気がある。
仕込みは今月21日から始まり、施設の利用者9人が、味噌醸造班として職員といっしょに作業にあたっている。
この日は、蒸したコメに麹菌をなじませる「床もみ」という作業が行なわれた。コメの温度はおよそ75℃。熱を冷ましながら手早くもみほぐす。
続いて麹菌をふりかけ、混ぜ合わせた後、麹室に移して、室温約32℃で3日間寝かせると米麹の完成となる。
今年から初めて、味噌づくりに参加した利用者は「床もみが難しい。素早くやるように気をつけている」と話した。
米麹ができたら、大豆と塩を混ぜ合わせ熟成させる。かなやの里では4月末まで作業を行い、あわせて15トンを仕込むという。かなやの里ワークスの滝澤孝弘課長は「赤味噌は1年熟成させているので、おすすめ。白みそは麹を多く使っているので麹の甘味が立っている。是非味わってほしい」と話した。かなや味噌は、上越市内のスーパーや、JAのあるるん畑、妙高市の直売センターとまとなどで販売されている。
※ご覧の記事の内容は2020年1月29日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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