2019年12月09日 15:22更新
冬の雪捨て場となる高田公園の外堀で9日、雪を解かして関川に流す施設、消流雪設備の試運転が行われた。
高田公園 南堀
高田公園の外堀は上越市内で一斉雪下ろしが行われた場合の雪捨て場になる。
消流雪設備はこの雪を解かすために19年前に整備されたもので、関川の左岸、中央橋の近くにある。
仕組みは2台のポンプで関川の水をくみ上げ、約800m離れた高田公園の南堀に送れるようになっている。
平成24年 設備の運転開始
平成24年 水を流してから38日目 ダンプ900台以上の雪が解ける
関川の水温は外堀の水より2℃ほど高く、堀に水の流れをつくることで雪を効率的に解かすことができる。また堀の水は、あふれないように北堀から川に流される。
設備を管理する高田河川国道事務所の職員などが、試運転をした。
高田河川国道事務所の防災課、佐藤芳英専門官は「この冬は暖冬少雪と言われているが、大雪が降っても万全に対応したい」と話している。
設備は来年3月19日まで、大雪に備えて週2回の管理運転が行われる。これまで平成18年から平成24年のうちの4シーズン稼働している。
※ご覧の記事の内容は2019年12月9日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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