2019年11月08日 18:58更新
ことし収穫されたコシヒカリの1等米比率が大きく低下したことを受け、1等米と2等米を食べ比べる試食会が8日、上越市で開かれた。はたして、味に違いはあったのだろうか?
試食会は上越市やJAなどで作る農林水産業振興協議会が開いた。この秋、県内で収穫されたコシヒカリの1等米比率は20.8%、上越市と妙高市では、約10%と、去年の90%台と比べると大きく低下した。
農林水産部 近藤直樹部長はこの数字を聞いたとき「まさか。1等と2等の比率が逆なのでは」と驚いたという。原因は「夏の暑さではないか」と話した。
こうした状況を受け今後の販売戦略の参考にしようと、協議会が試食会を開いた。
2等米は1等米よりも色が白いほか、形や粒の大きさが異なる。食べ比べた人に話を聞くと「1等米に粘り気を感じる。どちらもおいしい」「味に違いは感じない」と答え、大きな差はなかったようだ。
また、村山市長は「見た目で区別されるがどちらもおいしい。2等米も自信を持って食べてもらえる」と太鼓判を押した。
農林水産部 の近藤直樹部長は「1等米と2等米の食味は違わない。2等米でも差をつけずに買い取ってもらえる販売戦略を練られる」と話した。
このほか、参加者は平場や中山間地のコシヒカリ、新之助、近県の山形、宮城のブランド米などを食べ比べた。
※ご覧の記事の内容は2019年11月8日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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