2025年04月06日 16:04更新
高田城址公園観桜会、10日目のきょう6日(日)は忠霊塔前の調査木のソメイヨシノで10輪以上花が咲いているのが確認され、待望の開花が宣言されました。平年と同じ、去年より1日遅い開花宣言となりました。
エコ・グリーン鈴木敏男代表
「今年は第100回目。歴史あるサクラが100年間、刻んできた思いをじっくり観察してほしい」サクラが咲き始め、公園内は多くの花見客でにぎわいました。芝生広場には家族連れなどがブルーシートを広げてお花見を楽しんでいました。
新潟市から
「いとこ同士で。花は少し寂しいがみんなと顔を合わせられてよかった」地元から
「高校の友達と。園内でサクラが咲いている場所を選んで朝7時から場所取りをした」
今年は第100回を記念して初めての催しも行われました。これは大型バスの屋根の一部が無い「宙(そら)バス」です。高さは3.6メートルで、49席のうち、21席は屋根がありません。ふだんとは違った景色を楽しんでもらおうと今年初めて運行されました。
写真提供:頸城自動車
6日は地元や県外から20人が参加し、高田城址公園の南堀から船見公園までおよそ1時間のバスの旅を楽しんでいました。地元参加
「両親から紹介してもらった。なかなか見られるものではない。子どもたちも楽しんでいた。風が吹いて、なかなかない経験だった」
会場では、上越市の魅力をインスタグラムで発信しているインフルエンサー「Joetsu-note」さんと市内5つの店が開発したシフォンケーキやカヌレなど5種類の限定スイーツも販売されました。販売開始の午前10時には限定スイーツを求めて列が……。 Joetsu-noteさん
「若い人にも食べてもらえるようにかわいいスイーツを意識して作った。クレイジーチッパカンパニーさんがデザインした袋に入れて食べ歩きを楽しんで、サクラと一緒に写真を撮ってくれたらうれしい。第100回の観桜会で、自分自身が歴史を学ぶきっかけになったし、5年間上越のおいしいものを発信し続けて、こんな夢のような日が来るとは思っていなかった。たくさんの人に食べてもらえてうれしい」
飯山市から
「SNSを見て来た。さくらスイーツバーガーを買った。イチゴが入っていて春らしくていい」
地元から
「スイーツ目的で来た。サクラならではだし、第100回なので記念で買ってみた。後で花を見ながら食べる」 このほか歩行者天国となった極楽橋から噴水広場までみこし渡御が行われました。
今年は県内や東京都から担ぎ手210人ほどが集まり、春日山神社の謙信公みこしを担ぎました。重さはおよそ1.3トンです。
上越観光コンベンション協会 小池兼一郎 事務局長
「第100回の観桜会。今までいろいろな形で観桜会が開かれてきた。8日(火)まで上越市立歴史博物館でやっているプロジェクションマッピングで、これまでの歴史を見ることができる。記念事業もたくさんあるのでぜひたくさんの人に来てほしい」
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