2019年11月06日 17:30更新
ワンちゃんと幸せになる方法!
愛犬のストレスを減らし快適な散歩術を学ぶ講習会が6日、県立大潟水と森公園で開かれた。
この講習会は犬本来の行動に理解を深めてもらおうと吉川区のドッグサロン「わんこ亭」が毎年秋に開いている。あいにくの雨模様の中、愛犬家7人と犬6頭が参加。講師は県動物愛護推進員の小川雅浩さんが務めた。
小川さんは、犬が求める散歩を実践すればストレスが減って、ほかの犬に吠える、むやみに噛みつくなどの問題行動を起こしにくくなると説明。そのうえで参加者は、犬が散歩中ににおいをかぐ行為をできる限り妨げないことが大切だと教わった。小川さんは「家に中に閉じ込められている犬が唯一外で遊べるのが散歩。ある程度自由度を与えることで、生活の質が向上し、問題行動を起こしにくくなる。犬に嫌悪刺激を与えないリードスキルが大事になってくる」と話す。
この「嫌悪刺激」を無くすにはどうしたらよいか?
講習会では実際に散歩しながら、犬が自由に動けるように4.5mほどのロングリードと、首輪ではなく胴体を固定するハーネスをつけることを推奨した。さらにリードの長さは飼い主が両手でたぐるなどして調整すること。止めるときは急に引っ張るのではなくゆるやかにリードに圧をかけることなど、犬の体に負担をかけないことが大切だという。
初参加の女性2人も「とにかくにおいを嗅がせて、犬のペースで散歩をさせてあげたい」「ロングリードはもう変えられない」と話していた。主催者の大滝幸子さんも「人間が問題行動と思うことは犬にとっては普通の行動。お互いにストレスがないように犬のペースにあわせる落としどころを見つけてもらえれば」と話していた。
今後の講習会については、吉川区のドッグサロン「わんこ亭」までお問い合わせを。℡0255-48-2271
※ご覧の記事の内容は2019年11月6日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 11月6日 19:00~11月12日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.