2019年09月21日 20:06更新
えちごトキめき鉄道の直江津駅で21日、小学生の親子を対象に駅の裏舞台をのぞく仕事見学ツアーが行われた。このツアーは地元の鉄道に関心を持ってもらおうと、県や沿線3市などで作る「えちごトキめき鉄道活性化協議会」が企画した。ツアーは低学年と高学年を対象に2日間の開催で、初日は小学1年生から3年生までの親子17組、34人が参加した。参加者はまず券売機で切符を買ったあと、自動改札機の内部を見学したり、自分で改札通過のスタンプを押すことに挑戦した。このほか0キロポストの説明や駅員の仕事に関するクイズに挑戦したほか、普段入ることのできない運転センターも見学。回送列車に乗って移動する間に、運転席の真横に子どもたちが陣取り、車両の切り離しや洗車場の通過を体験。車内の子どもたちは終始、歓声を上げていた。
参加した3年生の男子は「電車に電気を通すパンタグラフのところ。電気を切って点検するところが勉強になった。」2年生の男子は「普段は見れない回送電車の中からの車窓や洗車しているところも電車の中から初めて見れてよかった。これからもトキ鉄に乗りたい。」と話していた。トキ鉄の営業部販売課 、伊巻典生担当課長も「電車を見たり、走ったりする電車に手を振る。乗っている人も手を振るのでお互いに同じ気持ちになる。まずは手を振ってほしい。ぜひトキ鉄のファンになって。」と笑顔を見せていた。
このツアーは小学校高学年の親子を対象に22日も開かれる。
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