2019年09月06日 20:23更新
板倉区にある上越市立宮嶋小学校の児童が6日、地域の人たちと協力して育てたもち米を収穫した。
宮嶋小学校では、毎年、学校の田んぼ4アールでもち米の「こがねもち」を栽培している。
6日は、全校児童46人が、米作りを手伝った地域のボランティアと一緒に稲刈りをした。稲を刈るのは5、6年生。刈り取った稲を運ぶのは1年生から4年生の担当。児童は「すごく大変。腰が痛い」と言いながら作業に取り組んでいた。
児童たちは、田植えのあとも週に1回稲の高さを測るなど成長を見守ってきた。今年は日照不足や猛暑もあったが、地域の人たちの応援もあり豊かな実りにつながった。
児童は「いいイネに育った。穂も金色。稲刈りをがんばりたい。味はモチモチで甘いのではないか」と期待を膨らませていた。
また、5、6年生担任の涌井洋一教諭は「宮嶋の子はよく働く。最高のコメでしょう。」と汗をぬぐっていた。
去年、この田んぼでは約200kgのもち米が収穫された。地域のボランティアは、「ことしは250kg以上になるのではないか」と話していた。
収穫したコメは来月の文化祭で販売されるほか、米作りに協力してくれたボランティアや近くの福祉施設にプレゼントされる。また、来年の卒業式には赤飯にして全校児童に配られることになっている。
宮嶋小学校は、2年後に他の小学校と統合される予定で、この米作りは来年が最後になるという。
※ご覧の記事の内容は2019年9月6日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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