2019年09月05日 17:59更新
ひとり飯 しっかり作ろっさ!
高校生が将来の1人暮らしに備えて、食事づくりを学ぶ講座が5日、上越市のオーレンプラザで開かれた。
講座をうけたのは、県立高田農業高校食品加工コースの3年生16人。
進学や就職で1人暮らしになったとき、バランスのとれた食事を作れるようにという狙いで開かれた。
冷蔵庫に残った食材だけで何を作るかをテーマに、上越教育大学の野口孝則教授が講師を務めた。野口教授はレシピは無い、自分で考えて料理するようにと指示した。
生徒は4人1組になり、玉ねぎや卵、ひき肉などを使って、料理を作った。制限時間は1時間。
これは、フレンチ風のハンバーグ。トマトの中に肉を詰めた。
これは「ふらい」とよばれる埼玉県の郷土料理。生徒はテレビで見たというだけで思い出しながら作っていた。
生徒は「自分が思いつかないアイデアを友達が出した。これから1人暮らしするときに参考にしたい」「TVでみたことがあったので真似た。味はわからないので塩コショーで味付け。(普段は)レシピあるものを作っているので1から作るのは初めて、絶対に役に立つと思う」などと話した。
野口教授は「こんなにたくさんできるとは思わなかった。今ここにあるもの、その範囲でどう生かすか、それで一品おかずを作る。制限されたからこそ発想が生まれた。生きていくための必要な食事力が身に付いたと思う。今後もこんな取組みがひろがってほしい」と話した。
※ご覧の記事の内容は2019年9月5日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 9月5日 19:00~ 9月11日 19:00まで)
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