2019年09月01日 13:24更新
地震を想定した上越市総合防災訓練が1日、清里区を会場に行われ地域の住民が指定避難所の開設準備や運営に当たった。
訓練は地震が発生し、清里区で震度6強を観測した想定で行われた。参加したのは区内すべての町内25町内の住民1,100人と、消防や自衛隊など39団体合わせて1,450人。
訓練は8か所で行われ、このうち主な会場になった清里中学校には6町内の住民200人が避難した。
この後、住民や防災士などが協力し、避難所を開設して避難者を受け入れたり、段ボールの間仕切りを設置したりした。
東戸野町内会の青木完 会長は「訓練はスムーズにいった。今後はお年寄りや車いすの人など、支援を必要とする人への対応をきめ細かにやっていきたい」と話した。
この他、建物火災を想定した消火活動やブロック塀の下敷きになった住民の救助などが行われ、参加者は災害時の対応や手順を確認した。
訓練終了後、村山市長は閉会式で「自らの身を守り、地域で助け合う自助共助の精神が醸成できた。地域の安全安心を積極的に行動して守っていくことが必要」と総括した。
※ご覧の記事の内容は2019年9月2日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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