2019年07月10日 10:42更新
夏休み中、学校のプールが開放されるのを前に、救急技術を学ぼうという講習会が上越市板倉区の山部小学校で9日開かれた。
山部小学校では夏休み中にプールが開放される。講習会には、5・6年生15人とプールの監視を担当する保護者24人が参加した。講師は新井消防署の救急救命士が務め、胸骨圧迫、心臓マッサージやAEDの使い方を指導した。
このうち胸骨圧迫は、5cmほど沈むように圧迫する。5cmの目安は単三電池の長さと同じという。
児童は「もし人が倒れていたら大きな声で助けを呼び、AEDありますか?と聞きたい」と話した。
山部小学校のプールは、夏休みの今月26日から来月7日までに合計7日間開放され、毎回、保護者5人が監視する。参加した保護者は「子どもたちが安心してプールを楽しめるよう、1分1秒しっかりと監視したい」と話した。
この日は救急救命士が上越市、妙高市では通報から救急車の現場到着まで平均10分かかること、心肺停止から1分ごとに救命率が10%下がることを紹介した。そのうえで、現場に居合わせた人が応急手当てをすることが大切だと呼びかけた。
※ご覧の記事の内容は2019年7月10日(水)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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