2019年07月06日 16:34更新
野球の入門競技ティーボールの大会が6日、上越市で初めて開かれ、約200人の子供たちが野球の醍醐味を味わった。
この大会は上越市学童野球連盟が、野球人口を増やそうと初めて開いた。大会には連盟に加盟する26チームから198人が参加。そのほとんどが低学年以下で、なかには野球をしたことがない未就学児もいた。
ねらいは、少子化でチームや登録選手の減少傾向にあるなか、普段試合に出られない子どもに野球を楽しむ機会を作ろうというもの。
ティーボールは野球の入門競技としてアメリカで生まれたスポーツ。野球に似ているが、バッターは、ピッチャーが投げるボールではなく、ティーの上に置かれた止まったボールを打つ。大会ではアウトはカウントせず、全員が2回打って得点を競った。
参加した子供たちは「止まったボールは打ちやすい。初めて出た試合で打ててうれしい。」と笑顔を見せていた。
指導者からも「試合に出る楽しみや感激を感じてくれている。これを野球にいかしたい。」といった声が聞かれた。
子供たちの懸命なプレーに大人たちも熱くなり、中には小さな子供とお母さんが一緒に打席に入る場面も見られ会場をわかせた。
上越市学童野球連盟の小日向俊郎会長は「中学、高校に進んでも野球を続けてほしい。」と話していた。
上越市学童野球連盟では、今後もこの大会を開いていくことにしている。
※ご覧の記事の内容は2019年7月8日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 7月8日 19:00~ 7月12日 19:00まで)
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