2019年05月28日 17:03更新
上越市は、市街地と郊外を結ぶバス路線の運行を安定的に確保する3か年計画を決めた。
27日 上越市上越市地域公共交通活性化協議会
市では10年前から、いわゆるフィーダー線とよばれる郊外エリアと鉄道の駅や市街地を結ぶバス路線の安定的な運行の確保に努めてきた。
対象は、板倉区と高田駅を結ぶ島田線など20系統あり、いずれも高校生の通学や高齢者の通院・買い物などに欠かせない路線。
市は、バスを運営する7つの事業者に対し、年間約3億6,000万円を補助している。市によると、昨年10月から今年3月までの半年間に、補助金を受けている路線の利用者は、約65万9,000人だった。これは前年度の同じ時期に比べ、0.3%増とほぼ横ばいだった。
こうしたなか、バスの運行について検討している協議会では、生活弱者などの暮らしを支えるフィーダー線を維持する必要があるとして、来年度からの3か年計画を作成し、国に補助金を申請する方針。
この他、障がい者や高齢者の移動手段を確保するため、福祉タクシー1台を導入する方針。市内には現在、31台が導入されていて、これを令和2年度までに43台とする計画だ。
※ご覧の記事の内容は2019年5月28日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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