2019年04月26日 13:00更新
26日0時すぎ、妙高市石塚町1丁目の住宅で60代の夫婦が胸や腹などから血を流して倒れているのが見つかった。2人は上越市内の病院に搬送され、妻は意識不明の重体。
妙高警察署によると、通報したのは近隣の住民で、2人が住む住宅から叫び声が聞こえたため家をたずねたところ、夫が対応したが追い返されたという。住民は夫の服に血が付着していたため、不審に思い午前0時すぎ警察に通報した。また、ほぼ同時にこの家に暮らす30代の次女が消防に連絡した。救急隊員が現場にむかったところ、2階の寝室で夫婦が血を流して倒れていた。2人は上越市内の病院に搬送され、夫は肺に達する刺し傷で重傷。妻は心臓に達する刺し傷で意識不明の重体。
現場から包丁と果物ナイフが1本ずつ見つかった。30代の次女は2階の別室で寝ていたが、叫び声で目覚め夫婦の寝室へ入ったところ、二人が立ったまま血を流していて、直ちに救急車を呼んだということ。
警察では、他者の関与が認められないため、無理心中か、夫婦間のトラブルによる可能性が高いとみて、捜査を進めている。
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