2019年03月27日 09:53更新
高田河川国道事務所は 保倉川の治水対策として 国が進めている 放水路の整備にもとづき、 このほど放水路の概略ルートを 発表した。これを受けて 18日からルートをもとに現地調査が進められている。
上の図が、発表された 放水路のルート帯。頸城区の下三分一地区 北陸自動車道の西側を流れる保倉川周辺から上越火力発電所近くの夷浜地区に至るおよそ3km、幅1kmほど。これが完成すると7.11水害並みの雨が降っても保倉川の氾濫を防ぐことができるという。
国が放水路の構想案を発表したのは7・11水害の翌年、平成8年。これまでの22年間、関係住民との間で多くの話し合いが重ねられてきた放水路構想が、次の段階に進むことになる。
高田河川国道事務所では放水路のルート発表に伴い、先週18日から予備調査を行っている。
本格的なボーリング調査などは年度明けからの予定で、その前に機材を設置できるスペースがあるか、土地の凹凸はどのくらいかなど、実際に歩いて調査をしている。また、風向設備を設置するにあたり鉄塔や林のある方角は避けるなど細かい確認をしている。
現地調査は28日(木)まで行われる。
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