2017年02月09日 17:25更新
直江津駅前にあった日本たばこ産業上越営業所の跡地に商業施設と住居を兼ね備えた10階建ての複合ビルを建てる計画が進められている。
上越市は今年度、直江津駅前の北西側にあった日本たばこ産業上越営業所の跡地を購入し、その利活用について民間業者に事業提案を募ってきた。活用に向けては「まちの賑わい創出」「市民が快適に生活できる住環境の形成」「新水族博物館を核とした地域活性」の3項目を基本方針とし業者を選定。このほど契約を結ぶ事業者の候補にJマテ・ランドコムを選んだ。
(完成イメージ図)
事業用地は約5,243㎡。1・2階が飲食店やコンビニエンスストアなどのテナントスペース、3階以上を住居とする10階建ての複合商業施設の建設計画が提案されている。
また4階建ての駐車場も併設され、周辺にある学びの交流館とあわせて、241台分の駐車場が備わる計画。選定理由として、市街地への定住促進、駅前の賑わいが期待できること、さらに災害時の避難場所として施設の開放を考えていることなどをあげている。
今後、市と事業者は土地売買契約を結び、平成33年4月までの施設の利用開始を目指す方針。
※2017年2月9日 ニュースLiNKで放送 18:30~