2018年09月25日 18:21更新
上越海上保安署は今年の夏、サザエ等の密漁者の取り締まりを実施し、22人を検挙した。
取締りは今年の7月と8月にかけて、毎日、糸魚川から柏崎のエリアで実施。今年は漁業法違反の疑いで22人が検挙された。このうち、県内在住者は10人、県外在住者は12人だった。昨年より2人多く、特に柏崎市や上越市で密漁者が多かったということ。この夏押収した漁獲物は以下の通り。海上保安署によると、海水浴にまぎれてレジャー感覚で密漁をするケースが多く見られているということ。
■サザエ 1,124個(68.7㎏)
■アワビ 3個(1.2㎏)
■岩ガキ 244個(62.7㎏)
計1,371個(132.6㎏)
密漁者が採捕した漁獲物は水産資源保護の観点から、すべて海に戻されたという。漁業法では漁業権又は漁業協同組合の組合員の漁業を営む権利を侵害した者に、20万円以下の罰金が科せられることになっている。
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