2018年08月16日 18:18更新
上越市内を走る一部のゴミ収集車に、上越で功績を残した先人や昔話の登場人物がラッピングされているのをご存じ?
今年も新たにラッピング車2台が追加され、16日に三和区でお披露目された。
1台は上越の先人から、当時の頸城郡、現在の三和区出身で旅を愛した画家、「東洋越陳人(とうよう えっちんじん)」の屏風画がラッピングされた。屏風画が塗装されたゴミ収集車は珍しく、県内で初めてということ。
そしてもう一台には昔話の登場人物からは誰からも親しまれている、浦島太郎がラッピングされた。
ラッピング車は、産業廃棄物の処理やゴミの収集業務を行う、上越市環境衛生公社が手がけている。平成20年度から始まり、今回が7回目。これまでに、児童文学作家、小川未明や発酵醸造の世界的権威、坂口謹一郎などがラッピングされてきた。
新たに2台が加わり、現在14台のラッピング車が市内でゴミの収集にあたっている。 上越市環境衛生公社では「ごみ収集車は汚いイメージがあるが、現在は資源物も回収している。イメージを払拭したい」と話している。
2台のラッピング車は17日から主に直江津地区を走る予定。なお、ゴミ収集車に描かれた東洋越陳人の屏風画の現物は現在、上越歴史博物館に展示されているということ。
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