2018年05月28日 12:48更新
上越市高田城百万人観桜会で、きれいな花を咲かせたサクラの木に感謝の気持ちを込めて栄養を与える“お礼肥え”が28日から上越市 高田公園で始まった。
お礼肥えは果実の収穫後や花が咲き終わったあとに肥料を与える作業。高田公園では10年以上前から観桜会後のこの時期に行っている。
作業はバールを使って根本周辺に約20cmの穴をあけ、チッソやリンを含んだ肥料を与える。高田公園には約3,000本のサクラがあるため、作業は2週間かけて行われる。
作業初日の28日は内堀周辺で、作業員6人が汗を流した。今後は西堀、深堀、忠霊塔で作業が行われる。
高田公園管理人の宮﨑直樹さんは「観桜会で立派な花を咲かせたので、お礼という気持ちで作業している。今後も成長を見守りたいので、できることをしていきたい」と話している。
上越市では6月23日(土)にサクラの木のまわりに腐葉土を入れる土壌改良作業を行う。これは高田公園のサクラを100年後に残すプロジェクト“桜プロジェクトJ”として、ボランティアが行うもの。市では現在、ボランティアを募集しており、詳しくは上越市都市整備課まで。
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