2018年05月27日 18:35更新
上越市出身の児童文学作家、杉みき子さんの作品を音楽に合わせて朗読するワークショップが旧第四銀行高田支店、高田まちかど交流館で27日開かれ、参加者が朗読に挑戦した。
ワークショップを開いたのは、上越市出身の児童文学作家、杉みき子さんの作品を朗読する団体などでつくる「朝やけまつり実行委員会」。実行委員会では7月に杉みき子さんの作品「朝やけまつり」を、朗読とピアノの演奏で楽しむコンサートを開く。ワークショップは、コンサートに向けて朗読の楽しみを知ってもらおうと企画した。
はじめに、市内で読み聞かせをする小出文江さんが、音楽に合わせて杉さんの作品「加代の四季」を朗読した。「加代の四季」は、四季の移ろいを少女の目線で描いた物語。演奏は上越市で活動する演奏家の近藤則絵さん、曲の提供は作曲家の小出裕司さん。
また、参加者100人が朗読に挑戦した。物語の情景を思い浮かべたり、気持ちを乗せたりしながら、朗読の魅力に触れた。
参加者は「音楽があると全然違う。気持ちが入りやすい」「子どもの前でも読み聞かせをしてあげたい」と話していた。
杉みき子さんの作品「朝やけまつり」の朗読コンサートは7月21日、高田公園のオーレンプラザで開かれる。実行委員長の関谷直美さんは「朗読は楽しいものと感じてもらえた。コンサートにも足を運んでほしい」と話している。
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