2017年01月04日 16:04更新
春の全国高校バレー、通称「春高バレー」が4日に開幕した。決戦の会場は東京体育館。新潟県代表として2年連続で出場した上越総合技術の男子バレー部は初戦、愛知県の星城高校と対戦し、セットカウント2対1で勝利。2回戦進出を決めた。
2年連続、17回目の出場を果たした上総の初戦の相手は星城高校は、2年連続14回目の出場で、去年の春高ベスト8の強豪校だ。
第1セット。まずポイントを決めたのは東京オリンピック、強化指定選手に選ばれたエースでキャプテンの新井雄大。ジャンプ最高到達点、3m50㎝から繰り出す強烈なスパイクを相手コートに叩き込んだ。対する星城も強化指定選手でエースの都筑仁(つづき じん)が強烈なスパイクで応戦。両エースの打ち合いが続く中、第1セットは25対21で星城が先取。
続く第2セット。エース新井に厳しいマークが集中。そんな中、試合の流れを変えたのは上総3年、瀧澤優樹。レフトからの強烈なスパイクを決め、チームに流れを引き寄せた。第2セットを25対22で制し、試合をふりだしに戻した。
最終セット。序盤から新井にボールを集める上総。これに対し星城は高いブロックで応戦。12対16と上総劣勢の中、ピンチサーバーの塚田が1点を返すと、ここから流れは上総に。新井の強烈なスパイクで追いあげると、守備では中村が2連続ブロックでチームを勢いづけた。最後は新井がスパイクを決め、25対21で上総が逆転勝利。
2セット目で流れを変えるスパイクを決めた瀧澤選手は「最高に楽しかった。自分たちのチームプレーと最後まであきらめない気持ちが一丸になり、勝てたと思う。2回戦もしっかり自分たちのプレーをこなして、皆でつないで、楽しくやりたい。目標はセンターコート(ベスト4入り)!」と、あすの勝利を誓った。
上総はあす5日、2回戦で春高バレー優勝候補の東京代表、駿台学園と対戦する。
※2回戦の試合の模様は5日のニュースLiNKで放送
2017年1月5日18:30~