2018年04月26日 17:09更新
間もなく連休だが、この時期、農家は田植えの準備で大忙し。そうした中、上越市清里区では早くもコシヒカリの田植えがはじまった。
清里区の中山間地にある田んぼ。田植えをしているのは清里区の有限会社グリーンファーム清里。例年とほぼ変わらず先週21日から田植えをはじめた。きょう植えたのはコシヒカリ。一般的には連休明けに植えるが、この時期にコシヒカリを植えるのはあるニーズに応えるためだ。
「(首都圏から)早めにコシヒカリがほしいという要望がある。その人たちに供給するため、コシヒカリを植えている」と、田植えをする保坂雅之さんは話す。
グリーンファーム清里では、約150ヘクタールの農地を管理している。そのうち1割は、他の農家からコメ作りを任されている。
高齢化や機械の老朽化で農業を続けられなくなっている。グリーンファーム清里では「農業」を守ることは、「地域」を守ることにつながると考えている。保坂さんは「荒らさないで耕作していくことが大事。田んぼは、ため池の役割を果たしている。例えば大雨になると災害や土砂崩れになる」 と、山間地で農業続ける意義を語る。
田植えは5月いっぱい続く。
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