2018年04月08日 12:41更新
自衛官候補生の入隊式が8日、陸上自衛隊高田駐屯地で行われ、新入隊員が決意を新たにし、第一歩を踏み出した。
入隊したのは上越市と妙高市出身の14人を含む、18歳から25歳までの80人。式では家族や来賓が見守るなか、新入隊員の名前が1人ひとり呼ばれた。
そして、候補生全員で「名誉と責任を自覚し、専心自衛官として必要な知識及び、技能の習得に励むことを誓います」と力強く宣誓した。
続いて榧野道彦 第二普通科連隊長が「拡散する国際テロや、大規模な自然災害の発生など、脅威に適格に対応する自衛隊に期待と信頼は一層高まっている。危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努めなければならない」と述べた。そして「同期の絆を大切にし、困難にあたっても辛抱強く、根気よく、ひとつずつ乗り越えていってもらいたい」と激励した。
上越市大島区出身の南雲駿介さんは、「東日本大震災のときに自衛隊の姿を見て、自分もなりたいと思った。入隊した全員で協力して頑張っていきたい。平和な日本を守りたい」と話した。
自衛隊候補生はこれから約2か月半にわたり、体力強化や戦闘訓練など、自衛官としての基礎教育を受ける。その後、正式に自衛隊として任命され、各部隊に配属されることになっている。
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