2018年03月14日 17:35更新
北陸新幹線が開業して3年。この間、上越妙高駅での一日の乗降者数が横ばいながらも4,000人で安定しており、駅周辺では企業の進出が目立ってきた。
3年前はレンタカー会社や分譲マンションが進出したほかは、更地が目立つ状態だった。現在は、今年7月にオープンするアパホテルをはじめ、ふたつ目の分譲マンションの建設工事が進んでいる。駅周辺の商業用地は約9万6,000平方メートルあるが、今年1月の時点で具体的な利用が決まったのは全体の7割近くにのぼっている。こうした状況について、企業誘致を進めてきた上越市新幹線駅周辺地区商業地域土地利用促進協議会の山本良昭さんは「利用客数を見ていた企業が、横ばいの状況を見て進出に踏み切った」とみている。
山本さんによりますと、このほかにも、ホテルの開業を見込んで飲食店が進出する計画などがあり、今年中には全体の9割で利用内容が決まるとみている。
「この一年は変化の年になる」と話す山本さん。駅周辺の賑わいが自然体の賑わいにつながることに期待をよせていた。
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