2018年03月10日 17:36更新
住み慣れた地域でいつまでも暮らしたい。そんな思いを支える地域の福祉団体があらたに上越市の新道区に誕生した。会の名前は「新道みつわ会」。
10日、新道区の町内会や老人会の代表など約40人が出席した総会で承認され、正式に発足。背景には、3年前の介護保険制度の改正をうけ上越市で地域自治区ごとに介護予防の取り組みが進められていることがある。区ごとに支え合い団体が設けられその役割を担うが、新道区では事業を担う団体がなかった。そのため、これまでは社会福祉協議会が介護予防の事業を市から受託し、運動教室や交流サロンを開いてきた。
このたび発足した「新道みつわ会」は、今後1年かけて社会福祉協議会から事業を引継ぎ、来年4月に市から事業を受託し活動を本格化させる。会によると新道区には高齢化率が38%に達している町内もあり、地域あげての高齢者福祉は急務だという。
なお、市によると介護予防を行う地域支え合い組織は、合併前上越市の15区では順次発足していて、「新道みつわ会」が9番目だという。
※2018年3月12日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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