2025年03月27日 13:22更新
全国の科学館で、ここだけ!
ニワトリのヒヨコのふ化を観察する毎年恒例の特別展示が、上越科学館で始まりました。
ふ化したばかりのヒヨコです。
展示されているのはにいがた地鶏の卵で、ヒヨコは黒い毛で覆われています。
専用のふ卵器で17日間、親鳥の体温と同じ37.8℃で温められています。ヒヨコは卵を温めてから20日ほどで穴をあけはじめ、翌日に殻を割って出てきます。
全国の科学館でヒヨコのふ化が観察できるのは上越科学館だけです。
観察していた子ども
「すごくかわいかった。ヒヨコのくちばしの白いところが硬いことが分かった」
ひよこの展示は命の大切さを知ってもらおうと毎年、春休みに合わせて行なわれています。期間中は毎日、卵が4個から6個ふ化し、運がよければ誕生の瞬間を見ることができます。
展示に合わせ、ヒヨコの誕生にちなんだクイズや解説が1日3回行われます。
永井克行 館長
「人間の赤ちゃんは1人では生まれないが、ヒヨコは自分の力でくちばしで内側から突いて出てくる。出たらすぐに歩き始める。生命の神秘や力強さを見てもらいたい」
ヒヨコの展示は来月6日まで上越科学館で行われています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.