2017年11月29日 10:25更新
火災予防の意識を高めてもらおうと、上越北消防署管内の小学生を対象に行われている作文コンクールの表彰式が29日に行われた。
このコンクールは火災予防についての思いを作文にすることで防火意識を高めてもらおうと、直江津地区・名立区・頸城区の小学4年生を対象に毎年ひらいている。29回目のことしは7校から19作品が応募された。審査の結果、7作品が入賞し、最優秀賞には上越市立直江津小学校の伊藤優花さんの作品が選ばれた。作文は伊藤さんの母親が中学生の時に起きた自宅火災の体験談から火災の怖さをつづっている。
最優秀賞を受賞した伊藤優花さん
伊藤さんは「火事は本当に怖いのでなくなってほしい。火災が起きる原因をなくしてほしいと作文で訴えたい」と話している。
審査委員長を務めた直江津小学校の吉田光夫校長は「全体を通して、4年生らしい自分にできることを書いていた」と講評した。また、主催者の上越北消防署管内防火管理者協会の大塚久利さんは「作文を通じて保護者や地域住民にも火災予防について考えてもらえれば」と述べた。
今回応募されたすべての作品は文集にまとめられ、市内の小学校や管理者協会に加盟する事業所などに配られる。
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