2025年03月04日 17:58更新
上越市柿崎区の中山間地、黒川・黒岩地区の芋島集落の地域おこし協力隊に山形県出身の長谷川紘平さんが採用されました。稲作農家を目指しながら、得意のイラストやデザインを生かして地域を盛り上げたいと意気込んでいます。
地域おこし協力隊として採用されたのは山形県出身の長谷川紘平さん31歳です。高校卒業後、滋賀県の美術大学に進みデザインを学びました。その後故郷に戻り、自家栽培の野菜を提供するカフェレストランに就職したことや、実家でキュウリのハウス栽培を手伝ったことをきっかけに農業に興味を持ち、協力隊に応募しました。
長谷川さんは「山形と関西と行き来する際、上越の景色景観が美しいと思っていた。転職を考えていた時、芋島の募集を見て希望した。地域の皆さんのあたたかさが決め手だった」と話しています。
長谷川さんは稲作の経験はありません。今後、芋島集落の農家から稲作や地域の歴史、文化などを教わりながら独立を目指します。一方で、得意のデザインで地域を盛り上げたいと考えています。以前、カフェレストランで働いていたときは、店頭に飾る看板などをチョークで描き㏚に貢献しました。
長谷川紘平さん
「地域のPR、イベントがあれば発信するポスターのデザインを手掛けたい。SNSで地域の魅力を発信するときにデザインの力を発揮したい」
「目標はこの地域に末永く生活し、住民がどんどん増え盛り上がる地域したい」
任期は3月1日から令和10年の2月29日までの3年間です。柿崎区黒川・黒岩地区の地域おこし協力隊は、今回着任した長谷川さんを含めて3人になりました。
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