2025年02月10日 15:46更新
商品開発に取り組んでいる県立高田農業高校の生徒が、上越市に工場がある丸大食品とコラボレーションしてオリジナルの弁当を2種類考案しました。9日(日)は市内のスーパーで販売されました。どんな中身なのでしょうか?
これが弁当2種類です。ハンバーグにウインナーそして野菜を彩りよく盛り付けたものと、チャーシュー2種類をごはんが隠れるほど盛り付けた丼ものです。考えたのは高田農業高校農業生産コースの3年生8人です。
学校では商品開発について学ぼうと、大潟区に工場がある丸大食品に3年前から協力してもらっています。弁当を作るのは初めてです。ハンバーグなどメインとなるおかずは丸大食品の商品で、コメとサツマイモは生徒が授業で育てたものです。開発は7月から始めました。手に取ってもらえるよう、ハンバーグ弁当は彩を、チャーシュー丼はボリュームにこだわりました。
高田農業高校 横山玲奈さん
「意見を求められたとき、おいしいしか言えなかった。建設的な意見が言えないと弁当づくりには参考にならなかった。もっとこうして欲しい、と意見を提案するのに苦戦した」
丸大食品株式会社 新潟工場 数元辰也 工場長
「生徒たちは我々が考えないようなことを考えたり、改めて感じされられて楽しかった。楽しそうな顔を見るとやって良かった」
9日(日)は調理や味付けを丸大食品がしたあと、生徒が具材を弁当に詰めました。弁当は50食ずつです。午前11時、生徒がみずからナルス北城店で販売しました。価格はいずれも税別で598円です。
買い物客
「学生ががんばっているから協力しようと思って買った。きっとおいしいと思う、丹精込めたものだから」
弁当はおよそ1時間で完売しました。
高田農業高校 横山玲奈さん
「たくさん買ってくれたり、買ったよと声をかけてくれる人がいた。思ったことをすぐに言うのではなく、考えてから言うなど意見の出し合い方が勉強になった。社会生活に活かしていきたい」
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