2025年02月04日 04:00更新
高校生が上越市の魅力を映像で伝えるPRコンテストが2日(日)開かれ、最優秀作品には上越高校の作品「枕草子」が選ばれました。来月、TeNYテレビ新潟で、コマーシャルとして放送されます。
コンテストは高校生に映像制作を通してふるさとの魅力に触れてもらおうと、上越市が企画しました。4回目のことしは市内の4校から、これまでで最も多かった去年と同じ9チーム30人が参加しました。
映像は25秒です。生徒は構成、撮影、編集までの作業を半年ほどかけて行なってきました。審査員はTeNYテレビ新潟のコンテンツ戦略局長、小林健さんなど3人です。
コンテストでは、それぞれのチームが作品の狙いやこだわりなどを審査員に説明したあと映像が上映されました。審査では上越らしさが伝わるか、最後まで見てもらえる工夫がされているかなどが評価されました。
生徒
「注目して見てほしいポイントがいくつかある。車や徒歩で撮影して動画に躍動感を出した。あえて人を映さないことで景色にフォーカスした」
その結果、最優秀作品には上越高校のチーム秀明~shumei~「枕草子」が選ばれました。四季の魅力を観光名所とともに伝える内容です。このうち秋は大島区牛ヶ鼻にある鼻毛の池と鼻毛の池温泉が登場します。池の水面には紅葉が映っています。一方、 温泉を「日本一いびつな温泉」として紹介しました。
上越高校 秀明~shumei~
「(最優秀賞)いただけると思ってなかった。驚きと喜び。(牛ヶ鼻)急勾配で山奥にある。行ってよかったと思える美しさのある場所。上越の秘境や珍しい場所 たくさんある。そのようなところにも目を向けてもらえたら うれしい」
また優秀作品には、同じく上越高校のチーム画角管理委員会「青年の悲劇」が選ばれました。青年が市内のラーメンがあまりにもおいしすぎて食べすぎてしまうユニークな内容です。市内にはラーメン店が150店舗あることを伝えようと制作されました。チームのメンバーは写真撮影のため、およそ30店舗でラーメンを食べたということです。
上越高校 画角管理委員会
「3年間で初めての受賞。とてもうれしい。それぞれの店で特徴がある。どこを回ってもおいしい。上越市のラーメンすごいと感心」
そして、ことしから新たに特別賞が設けられ、関根学園高校のチーム、関根学園の「i♥上越」と、直江津中等教育学校の「GREEN PEACE」の「Merak」が選ばれました。
審査員の小林健さん
「高校生ならではの視点や切り口で新鮮だった。地域資源の魅力を知っているのは地元の人。上越を知ってほしい、上越に住み続けたいという感情を大事にしてほしい」
最優秀作品は来月、TeNYテレビ新潟で、コマーシャルとして放送されます。またコンテストの応募作品すべてが上越市の公式YouTubeチャンネルで4月ごろ公開される予定です。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.