2025年02月02日 19:01更新
日本にスキーを初めて伝えたレルヒ少佐をたたえるレルヒ祭が1日(土)と2日(日)の2日間、金谷山スキー場で行われました。
レルヒ祭は、日本で初めて本格的なスキーを伝えたオーストリアハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐をたたえる祭りとして毎年この時期に行われています。今年は、少雪の影響で初日に予定されていたレルヒキャンドルロードあかりのパレードたいまつ滑降、2日目の陸上自衛隊のデモンストレーション、スノーモービル体験などが中止になりました。
一方で、今年初めて上越地域の名産品などがあたるレルヒ祭ガチャが登場して注目を集めました。
会場では、オーストリアのグルメやビール、市内飲食店などのブースのほか、ビールの入浴剤を使った足湯もあり家族連れなどで賑わっていました。
1日目のフィナーレでは音楽に合わせて花火が上がりました。
2日目は附属小学校の児童によるレルヒ検定のほか、上越市立高田西小学校の4年生55人が金谷山太鼓を披露しました。金谷山太鼓は金谷山の四季を表現しており児童は5年生の先輩たちに教わりながら去年9月から練習に励んできました。4年生は会場に訪れた観客を前に15分間演奏しました。
児童
「緊張したが練習通りにいってよかった。レルヒ少佐が少し身近に感じられた。どんどん続いていってほしい」
レルヒ祭実行委員長 庄山武志さん
「少雪で中止になったものもあったが、開催できてよかった。このイベントを通してレルヒ少佐について知ってもらえたら」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.