2025年01月23日 12:29更新
上越妙高駅西口のフルサットで営業していたラーメン店「麺屋風花」が上越市本町2丁目の古民家に移転して、去年12月25日にリニューアルオープンしました。
麺屋風花は2021年12月にフルサットにオープン。妙高市出身の長江洋太さん(旧姓 平元)(41)と、奥様の真祐さん(31)が店を切り盛りし、多くのファンに親しまれてきました。現在の店舗のオーナーから、店を営業しないかと声をかけてもらったことをきっかけに、さまざまな縁やつながりを感じたことで移転を決め、フルサットの店を12月上旬に閉め、12月25日に現在の場所に移転リニューアルオープンしました。
新しい店舗は上越市本町2丁目の上越大通り沿いにある築150年の古民家です。以前は飲食店として営業していましたが、しばらく空き店舗となっていました。
この建物の1階部分を店舗として利用しています。カウンター6席、ゆったりと4人で利用できるテーブル席を2つ用意しています。店の広さや席数は以前の店舗とほぼ変わりません。
こちらでは化学調味料を一切使わない、食べる人の健康を考えた一杯を提供しています。
カツオ節やサバ節などを使った魚節あっさり系の「中華そば」(980円)、トンコツや鶏ガラ、魚節、野菜、スパイスなどでじっくり煮込んだ濃厚魚介豚骨系の「らーめん」の2本柱で、そのほかに濃厚魚介豚骨の「つけ麺」(980円)、汁なしの「油そば」も揃えています。
麺は自家製麺で、多加水の太麺。タピオカを練り込んだモチモチとした食感が特徴です。麺のボリュームは並盛200グラムで食べ応えがあります。
豚肩ロースを使ったしっとり食感のチャーシューはチャイ用の茶葉で煮込んで香付けし、さらに燻製にすることで風味を増しています。
濃厚魚介豚骨系にはスパイスを入れることで魚節と相まって豊かな香りが楽しめるほか、タレにトマトソースを加えることで旨みを増しています。長江さん夫婦は日々ラーメンの研究を重ね、少しずつ味を変化させています。まかないから生まれる工夫も多く、常に進化し続ける一杯を提供しています。
油そば 980円(税込)
※写真は辛ねぎ120円、味玉120円のトッピング付き
若いお客さんを中心に人気なのが汁なしラーメンの「油そば」です。
自家製のモチモチ麺を、時間をかけてアレンジした醤油、自家製の煮干油で和えてどんぶりに盛り付け、その上にチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、柴漬けをトッピングしています。麺を持ち上げると魚節の香りがふわっと広がり、食欲をそそります。こちらもまかないから生まれたメニューで、キッチンカーでイベントに出店した時も好評だったメニューだということです。
麺屋風花 長江洋太さん
「これまでの店は駅前で商業施設の中にあったので、ビジネスの出張や帰省などでたまたま利用されるお客様も多かったですが、新しい店は当店を目的に足を運ばないと来ていただけない所です。クオリティーの高いラーメン、居心地の良い空間を作り、ぜひゆっくりしていただき、何度も足を運んでいただける店づくりをしていきます。温故知新をモットーに、基本を掘り下げ、芯は変えず、新しさを加えながら、これからも満足していただける一杯を提供していきます」
※記事中の料金はすべて税込み
店舗情報
麺屋風花(かざはな)
■住所:上越市本町2-2-26
■電話:なし
■営業時間:12:00~14:00/18:00~20:00
※4月から11:30~14:00/17:30~20:00に変更予定
■定休日:月曜、ほか不定休あり
※インスタグラムまたは入口の張り紙にて翌月の定休日を告知
■駐車場:なし(近隣のコインパーキングを利用)
■インスタグラム:@menya_kazahana
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