2024年09月30日 11:32更新
大相撲9月場所で2回目の優勝を果たして大関昇進を決めた大の里関など、県立海洋高校出身の力士をデザインした車両の運行が、糸魚川市と上越市を走るえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで始まりました。
糸魚川駅に200人以上の市民や相撲ファンが集まるなか、列車から降りてきたのは大の里です。石川県出身の24歳です。中学、高校時代は親元を離れて糸魚川市立能生中学校と県立海洋高校で稽古を重ねました。
今年9月場所を13勝2敗で制し、昭和以降最速となる初土俵からわずか9場所での大関昇進を決めました。
車両には大の里関のほか、海洋高校出身の関取3人や、特産品のエビ、カニ、勾玉などがデザインされています。
28日(土)は糸魚川駅でお披露目式が開かれました。
大の里関
「久しぶりに糸魚川に戻り、自分の列車を見てびっくりしている」
糸魚川市民
「乗ってみたい。ドクターイエローのように、見れたらラッキーという話題にもなれば」
ラッピングは糸魚川市を相撲のまちとしてPRしようと、市への企業版ふるさと納税を活用して行われました。
寄付者
「車体に描かれている大の里はちょんまげ姿だが、大銀杏が結えるようになったり横綱に昇進すればラッピングも付け替える」
この列車は2年間、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインで運行されます。運行時間は決まっていません。
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